2008年11月 7日 16:32

自分史を本にするのは大変だと感じている人は、CD-ROMにすることを検討してみてください。
具体的には、CD-Rと呼ばれている記録メディアに、作成した原稿のワードファイルか、あるいはPDFに変換したファイルを収めます。
CD-Rは、安いものであれば1枚数十円です。
本にするのに比べればはるかに経済的です。また、先に述べたようにPDFのデータを収めれば、パソコンがある人ならすぐに読むことができます。
CD-Rはかさばりませんし、人に配るのには、とても便利なメディアといえるでしょう。

CD-Rの最大容量は種類によって様々ですが、自分史のワードのファイルでしたら十分収まりますし、スペースがかなり余るでしょう。
そこで、空きスペースには、自分史に収めきれなかった写真を付録として入れてみてもおもしろいかもしれません。
また、特典として筆者の声のメッセージやあるいはビデオメッセージを加えてみるのも一興でしょう。
こうした“おまけは”、本の形式ではしたくてもできません。
その意味では、自分史を本の形でまとめた人もCD-ROMづくりにトライしてみる価値があるかもしれません。

CD-ROMを作成するためには、CD-Rにデータを焼くパソコンの周辺機器であるCD-Rドライブが必要になります。
また、CD-ROM作成ソフトを用いると便利ですが、なくても問題なくCD-ROMを作成することができます。
最近のパソコンの多くは、CD-Rドライブがあらかじめ内蔵されています。
お手持ちのパソコンの解説書などで確認してみてください。

2008年11月 7日 16:32

せっかく書いた自分史をできるだけ多くの人に読んでもらいたいというのであれば、ワードでつくった原稿を活用してホームページを作成してみてはいかがでしょうか。
ワードは作成した文章を、ファイルの形式を変更して保存するだけでホームページの構成要素をつくることができます。
なおワードでつくったホームページを、実際にインターネットで公開するためには、プロバイダとの契約や、アップロードするためのソフトなども必要となります(ちなみに、先に解説したPDFファイルもホームページ上で公開することが可能です)。

2008年11月 7日 16:31

電子メールやCDで配布する際にお勧めなのが、PDFというファイル形式です。
PDFとは、portable document formatの略で、アメリカのアドビシステムズ社が開発した文書表示用のファイル形式です。
このPDFの最大の特徴は、パソコンやOSが何であっても、作成した文章をオリジナルなイメージのまま表示できるという点です。
本来、ワードで作成した文章を、テキストの文字組や画像の配置などレイアウトがまったく同じ状態でほかの人に読ませたい場合、その人が同じバージョンのワードのソフトをもっている必要があります。
しかし、PDFファイルなら、PDFリーダーを使うことにより、作成した人のイメージしたレイアウトと同じ状態で読むことができるのです。
つまり、自分史のファイルをPDFファイルにして配れば、誰もが自分史をオリジナルのイメージそのままにパソコン上で読むことができるようになるわけです。
当然、印刷もオリジナルのイメージのまま行えます。

ワードで作成した自分史をPDFファイルに変えるためには、PDF作成ソフトが必要です。
手頃な値段のものとしては、ソースネクスト社の「いきなりPDF」というソフトがあります。
ワードでつくった原稿をPDFにするだけでしたら問題ありません。
ほかには、インターネット上で配布されている無料のPDF作成ソフトもあります。
ただ、扱っているのは海外のサイトで、利用するのには英語の理解が必要になります。
英語でも問題ないという人は、試してみるとよいでしょう。

PDFファイルはPDFリーダーがあれば誰でも簡単にPDFファイルを読むことができます。
アドビシステムズ社は、PDFリーダーの「Adobe Reader」をホームページ上で無料で配布しています。
ですので、ソフトを入手するのにお金はかかりません。
作成したPDFをメールなどで配る場合には、Adobe Readerをダウンロードできるようホームページのアドレス(http://www.adobe.com/jp/)もあわせて伝えておくとよいでしょう。

2008年11月 7日 16:31

ワードで作成した自分史はデジタルデータですから、本にする以外にも様々な形で公開したり、頒布したりできます。
逆に言えば、本の体裁にしなくとも、今から紹介する方法を用いれば、多くの人に読んでもらうことができるわけです。
質を劣化させずに保存できる点も含めて、これらはパソコンで自分史を作成することの大きなメリットといえるでしょう。
自分史を公開、配布する方法としては、本の形式以外に、

①電子メールで配る
②CD-ROMにして配る
③ホームページで公開する

という3つの形があります。

2008年11月 7日 16:30

最近では、簡単に製本ができる製本キットも販売されています。

なかには表紙が布貼りで、自分で製本したとは思えないようなとても見栄えのよい仕上がりになるものもあります。
あまり製本には手間ひまをかけたくないのであれば、こうした製本キットを利用してみるのも一つの手です。

①カッターと定規を利用して、1枚の用紙に印刷した表紙と裏表紙を半分に切り分けます。

②本文は谷折りにして、ページ順になるように並べます。

③表紙が本文の前に、裏表紙が後ろにくるように並べます。
背の部分をホッチキスで止めます。

④背の部分に製本テープを貼れば、製本完了です。

ページ数が100ページを超えるような場合は、市販のホチキスで閉じるのは難しいでしょう。
その場合には、ゼムクリップをまっすぐに伸ばした後、ホチキスの針のようにコの字に曲げます。
次に、背の部分にきりなどを使ってこの手製のホチキスの針が通るよう穴をあけます。
表紙の穴から針を通して、裏表紙を出たところで曲げて固定します。
これで本文を綴じることができます。

2008年11月 7日 16:30

製本の方法には、「かがりとじ」「無線とじ」などいろいろありますが、はじめて挑戦する場合には「平とじ」がよいでしょう。
これは、1枚の紙の裏表に印刷した本文部分を表紙で挟み、背の部分をホチキスなどでとめる製本の仕方です。
この方法なら、定規とカッター、ホチキス、製本テープさえ用意すればすぐに製本ができます。

ただ、ページ数が多いとホチキスでとめるのは難しくなります。
その場合には、専用の糊で固め、製本機でとじることになります。
製本機はデザイン用具店などで販売しています。
安いものであれば1万円ぐらいからあります。
また、地域の公民館や市民センターのような場所で、無料もしくは安価な使用料で使える場合もあります。
「一冊しか製本をしないのに、製本機を買うのは不経済だ」という人は、近くの公共施設に問い合わせてみましょう。

2008年11月 7日 16:29

表紙の印刷については、厚い紙を利用するため、プリンタの給紙口にひっかかりやすくなります。
引っかかった場合、紙を無理やり給紙口から引っ張って取り出そうとするとプリンタが壊れる場合が
あります。
このような場合の対処方法については、プリンタの説明書に書かれているはずなので、それをよく読んであせらないで慎重に対処してください。

レイアウトに問題があり、印刷に支障が生じるような場合には、印刷を中止して余白部分に見切れてはいけないものがないか設定を確認しよう。
見切れても問題ないものであれば、[はい]をクリックして、印刷を続ける。

2008年11月 7日 16:29

印刷の設定方法は表紙をプリントする場合と、本文をプリントする場合とで若干異なります。
本文は両面印刷しますので、表面を印刷した後に裏面を印刷することになります。
そのときに用紙のセットの仕方に気をつける必要があります。
ここで、用紙の上下を間違えてしまうと、裏面が表面とは天地が逆のひっくり返った状態でプリントされてしまいます。
間違いがないように、はじめて印刷する場合には最初の1枚で表面、裏面を試し刷りすることをお勧めします。
それから、本文は枚数が100枚を超えるケースもあるでしょうから、インク切れにも注意してください。印刷前にインクの残量を確認して、少ないようであれば予備のインクを用意しておきましょう。

2008年11月 7日 16:27

本文をプリントする用紙はプリント用紙やコピー用紙で構いませんが、紙の質やデザインにこだわりがあるのであれば画材屋やデザイン用具店で気に入ったものを見つけて使ってもよいでしょう。
また、プリントする紙は本文と表紙で使い分けましょう。
表紙には本文の用紙に比べ、厚手のものを使います。
通常のプリント用紙やコピー用紙では薄すぎますし、表紙のデザインをよりよく見せるためにも、表紙用の紙は上記のような専門店で購入することをお勧めします。
表紙用紙の選択に迷ったときは、写真やイラストを用いる場合を考えて、フォトペーパーや光沢紙などとよばれる写真専用紙にしておくとよいでしょう。
なお紙を購入するときには、パソコンでレイアウトした原稿の用紙サイズと購入する用紙のサイズが同じかどうかを忘れずに確認するようにしてください。

用紙のサイズは、A3判の半分がA4判、A4判の半分がA5判と、番号が大きくなるにつれ半分ずつ小さくなっていきます。
また、A5判やB6判の用紙はあまり一般的ではありません。
そこで、これらのサイズの自分史をつくりたい場合には、入手しやすいA4版やB5版の用紙1枚に複数のページを印刷し、半分に折って製本するとよいでしょう。
また、四六判やAB判などは印刷後に断裁が必要となるので、A4判やB5判の用紙で対応できるA
5判、B6判が自分史の本のサイズとしては妥当といえるでしょう。

2008年11月 7日 16:26

プリンタは普段、使っているものがあればそれで十分です。
わざわざ自分史用に新たに購入する必要はありません。
もし現在、プリンタをもっていないのであれば、この機会に購入を検討しましょう。
安いものであれば、1万円以下で購入できます。
最近では、プリンタに、スキャナーやコピー機能も加えられた複合機もありますので、かつて撮影した写真の使用を考えている人は、置く場所や費用面も判断材料にして選ぶとよいでしょう。